導入事例

リアルな炎上リスクへの対応を疑似体験。
広報チームで「リスク対応」の共通認識を持てるようになりました。

アサヒグループホールディングス株式会社 様

利用したサービス :炎上防災訓練(SNS炎上ストーリーを疑似体験しながら進行する炎上対策研修)

ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界中で展開されている アサヒグループホールディングス様。Head of Public Relations 曽我 拓生 様に、リリーフサインの研修サービス導入の背景や研修実施後の変化についてお話を伺いました。

01SNSアカウントを運用する中で、万が一SNS上で炎上が発生した際に広報チームで適切な対応がとれるのかが気がかりに。

―今回研修を受講された部署の担当業務や役割を教えてください。

研修受講者が所属するPublic Relationsは、広報業務を担う2つのチームに分かれています。 「社外広報チーム」は、インターナショナルメディアとのリレーション、コーポレートWEBサイトの運営、SNSアカウントの運営等を主に担当しています。もう1つは「社内広報チーム」で、社内報や企業理念浸透策の運営等を主に担当しています。

どちらのチームも、SNS上で炎上が発生した際には密接に連携する必要があるため、今回は両チームで「炎上防災訓練」を受講しました。

―「炎上防災訓練」の実施を検討したきっかけを教えてください。

2023年3月に、「LinkedIn」で自社のSNSアカウントを開設しました。
SNS運用上のリスクについても試行錯誤しながら対策を進めてきましたが、 万が一発生した際に、適切に対応できるのかという点が気になっていました。

SNSの炎上に関するニュースは日々耳にしますし、公式アカウントの有無にかかわらず炎上が発生する例もあります。チームとして万が一に備えておく必要性が高いと考え、SNS炎上対策研修の実施を検討し始めました。

02想定される自社の炎上リスクのシナリオを、コンサルタントが一緒に考えてくれたことが決め手に。

―研修を依頼する企業を決める際、どのような点を重視しましたか?

弊社の海外事業拡大にともない、海外で炎上が発生した場合の対応研修を実施したいと考えていました。炎上対応のトレーニングを実施するにあたっては、自社に関連する現実に発生しそうなシナリオ作成が重要になると考えていました。

リリーフサインのコンサルタントに相談したところ、弊社で発生し得る海外での炎上リスクを、実例をもとに提案していただき、研修受講者が真剣に臨むことのできるリアリティのあるシナリオを一緒に考え、組み立てていくことができました。

03炎上対応の疑似体験をチーム全員で経験し、共通認識を持てるように。

―「炎上防災訓練」研修はどのような内容でしたか?

訓練120分、講義30分、振り返り15分等で、計180 分と、内容の濃い研修を実施できました。

「ヨーロッパ某国でのインシデントにより、SNSの炎上が発生してしまう」 というストーリーを疑似体験しながら、受講者各チームで情報を整理し、想定されるリスクや展開を分析し、部門として、会社としてどのように対応するかを議論。リリーフサインのコンサルタントのアドバイスを随時受けながら、研修が進行していきました。

―研修を受講していかがでしたか?

リスク対応を経験したことがないチームメンバーもいる中、「炎上防災訓練」によって疑似体験ができたことで、リスク対応についてチーム全員の共通認識を持つことができました。

04最新の炎上事例や対策事例を、常にチェックしていきたい。

―今後リリーフサインに期待することがあれば教えてください。

弊社は海外も含めたリスク対策に取り組む必要があるため、海外でのSNS炎上事例や、炎上予防策の提案は、今後も随時情報共有いただきたいと思っています。

直接的には関係のなさそうなトピックスでも、自社に影響がある可能性もあります。国内外問わず、最新の状況を常に確認していきたいです。

―アサヒグループホールディングス様、インタビューへのご協力ありがとうございました!